パンヘッドシリンダーヘッドインテークスピゴットリベット穴溶接盛り穴埋め、スレッドリペア、座面修正しました。
初期パンヘッドのシリンダーヘッドの為プランバーナットタイプのインテークスピゴットでリベット穴が拡大してしまっていたので、溶接盛り穴埋め、
先日作成したパンヘッドシリンダーヘッドクランプ治具にセットし、損傷の少ない座面から傾斜角度を拾いセットしました。
それに伴いロッカーアームホルダー座面歪みが大きかった為最小値修正面研しました。
溶接盛りはネジ山の入り口溶かしたら終わり
スレッドリペアも修正タップ入れ損なうと終わり
何よりフライスにセット、レベル出しが難しいです。時間掛かります。
3次元ですからね
この加工でまた新たに修理を諦めていた箇所のシリンダーヘッドの再生が可能になりました。
実質救えるシリンダーヘッドが増えた事になります。
これだけ旧車のエンジンパーツが高騰してる時代、簡単に交換とはいかないのでクラック修理、溶接再生できてのエンジン修理かと思います。
溶接修理っていうのはリスクが一杯です。
特にアルミ鋳物は不純物、高温割れで再生不可に陥るリスクもあります。
失敗したら恐らくお客さんは弁償の話をしてくるでしょうし
だから溶接修理、クラック修理のみGLORYではなく溶接修理成功のご褒美にオーバーホールもセットで御依頼下さい。
宜しくお願い致します。
GLORY ENGINEERING
神奈川県横浜市港北区5331
TEL 045-620-2317