89FXST様 タペット音とブリーザーよりのオイル吐き出し量過多でトラブルシューティングです。
ブリーザーからのオイル吐き出し量過多はこの年式のEVOはクランクケースブリーザーなのですが、クランクケース側は塞がれシリンダーヘッド側に変更されているのですが、パンヘッド形状のフロント側はヘッドブリーザーの年式のヘッドではないので、ブリーザーが機能していませんでした。
ブローバイガスの発生量に対して吐き出せる量が不足していたのが原因と思われます。
当然エンジン内圧も高くなっていた筈なので、オイルの回収にも問題が発生していたと思われます。
プッシュロッドが社外品でシリンダーヘッドの分解が必要なタイプの物だったので、エンジン腰上分解した際に異常なまでに液体ガスケットを使ってあった事の辻褄が合います。
タペットブロック迄分解したのでカムシャフトも上から覗いて確認したところ、カムシム入っていませんでした。
引き続き原因検証します。
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