81FXS様 エンジンオーバーホール作業の続きです。
ロッカアームのバルブシューとバルブステムトップのアライメント調整です。
エンジンオーバーホールもしくはガスケット交換でロッカーカバーを分解した際にほぼ全車バルブをロッカーアームがセンターで押していません。
ショベル特有の構造の為、確認も難しいですし、何よりメーカー出荷時からズレていたと思われます。
世の中大半のショベルヘッドはそのまま走っているので、走りますし、問題も有りません!
ただ、バルブスプリングの大きな反力を押して戻されてを繰り返しているロッカーアームです。
シュー部とステムトップが揃って接触面積が広い方が磨耗においては当然長持ちします。
例えるなら片手で自分の全体重を支える事はできても、人差し指一本だと先端が痛くて耐えられないと思います。
ロッカーアームの気持ちになってみましょう!
バルブの真ん中で押した方が痛み無く傷みにくいと思います。
ロッカーボックスはショベルの顔なので、デメキンにならず、奥目にもならない様に良い顔に仕上げる配慮も大切です。
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