81FXS様 エンジンオーバーホール作業の続きです。
オイルポンプはスカベンジャー側内壁に深い傷が有りS&Sに交換です。
80以前の年式はケース加工が必要なS&Sポンプですが、81以降〜エボはリリーフ穴加工すら無しです。
元々空いています。
ドライブシャフトシールがS&Sは純正と逆に入っていますが、リップシールの機能を考えると純正よりS&Sの方向が正解だと思うので、このまま組みます。
ダメな時はコッソリ組み直します
新品のオイルポンプですが、チャックボールシートは修正します。
量産品なので、そこから一手間掛けてやる事でクランクケース内へのオイル溜まりを改善できます。
オープンプラマリー車なので、プライマリーリターンラインもメクラプラグです。
ここはフィッティング残してその先のホースで塞いであったり、フィッティング先端を液体ガスケット塞いであったりと色々ですが、今回はフルオーバーホールですのでこの辺りの処理もクオリティーかな?と思います。
オイルポンプは抵抗無くスルスル回る様に慎重に芯出し組み付け
オイルをハンドクランキングで順繰り巡らせ確認しつつ組み付け、クランクピン迄ブチュ〜っとオイルが回ってくればOKです。
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