年内に終わらせる事ができそうな作業、来年に持ち越し確定の作業も見えてきました。
手の遅い僕は年内ギリギリまで追われそうな予感全開なのですが、
12月前半は引き上げ、納車等で不在がちでしたが悔いだらけの今年でも最後位は華麗に飾りたいので、自分の限界にチャレンジです。
年末年始の営業予定です
24日明日は定休日ですが通常通り作業しています。
25日木曜日は誠に申し訳ないのですが、お姫様をおとぎの国に連れて行ってきますのでお休みいただきます。 緊急の電話はできる限り出れるようにしておきます。
28日日曜日は友達の少ない僕を川口のカリスマビルダーが忘年会に誘ってくれているので、
18:00で早仕舞いとさせていただきます。
29日通常営業
30日〜1/3日お正月休みいただく予定です。
危うくまた忘れそうになっていたBLOGなので、画像は溜まっているのですが
作業に追われるどうも疎かになってしまうのは来年に持ち越しの課題ですね。
74SHOVEL腰下作業です
カムブッシュ、ピニオンブッシュ打ち替えからです。
磨耗具合に関係なく、腰下作業の標準メニューとしています。
当たり前ですね!
カムベアリングももちろん標準交換後に、カムブッシュ、ピニオンブッシュ、共にラインリーマー加工
何が何でもラインリーム加工である必要が有ると思います。
カム交換も今回は依頼頂いていたので、後に確認するのですが、とりあえずカラーコードの
マッチしたものにカムギア打ち替えです。
カムギア組み付け状態で送って来るものをそのまま組み付けなんて
ダメよ〜ダメダメです。
続いてコンロッドビッグエンドのラッピングです。
よく見るやつです。
何となくできるヤツっぽく見えるやつです。
経験の差が出る作業だと思います。
まだまだ自分の未熟さを痛烈に感じる作業の一つでもあります。
もちろん真円度と直角はキッチリ出していますが。
内燃機屋さんで「手で持ってコンロッドのラッピングなんてありえねー」なんておっしゃる方
とお話しさせてもらったことありますが、おっしゃる事はもっともなのですが
最小オーバサイズで行きたいとなると手作業に頼るしかない様に現段階では思っています。
確認、計測です。 真円度、ベアリングクリアランスだけでなくもちろん直角度もです。
ピニオンシャフトベアリングレース インラインラッピングです。
前回Rightケース単体でラッピングしてあったのでしょう。
最終オーバーサイズでギリギリいけました。
この箇所とカムブッシュ、ピニオンブッシュに限っては
絶対にハーレー専用の工具で左右ケース、カムカバー組み付け状態で
インライン加工しなくてはならないと思います。
芯出し、トルク締め繰り返し徐々にトルク上げていく様にしています。
1m超えのお化けトルクレンチでトルク管理しています。
「自分でクランク芯出し1000分代で出してハーレー屋なんていらねーよって言ってやるよ」
って僕に言ってくれた先輩がいるのですが、僕は執念深いのでずっと忘れないと思うので
楽しみにお待ちしています。笑
スプロケシャフトベアリング周り写真撮り忘れていたのでまたの機会に
ピストンピンのシリンダーデッキ面とのアライメント確認です。
オイルポンプ芯出し作業です。
なんだか写真がぼやけてきてます。
いつも言っていますが、ロックツールかまして逆転使えるトルクレンチでトルク管理です。
インパクトでパリッとなんてダメよ〜であります。
カムスラスト調整です。
ブリーザーギアのシム調整も忘れずに!
腰下作業完了です。
これだけ書くとショートブログの楽さを最近知った僕は疲れますね。
現在AM2:46明日も全開で作業する為に帰りたいと思います。
GLORY ENGINEERING
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