実作業のスケジュールが立て込むとついつい優先順位を付けて
blogをさぼってしまう習慣が付いてしまっていますが、
お客様から些細な内容でもいいからとアドバイスを頂いたので
これからは、もう少し気楽に頻度を増やして更新していきたいと思います。
早速些細な修理内容です。
車検取得と要点を押さえての整備でお預かりの80FXSです
シート以外ほぼオリジナルコンディションを保った、ローライダーです。
余談ですが最近海外の車両情報で本当に良さそうなローライダーが本当に少なくなっている気がします。
車検取得前に一通り点検をしている際にリアブレーキを踏んだ時に
純正のブレーキホースが弾けてやぶれました。
1980年製造という事は、純正のゴム製ブレーキホースが30年以上使われてきた事になります。
冷静に考えると、身の回りにあるゴム製品がとても30年もつとは思えませんが、
ハーレー純正品の素晴らしいクオリティーに感動しつつも、
走行中に破れていたかもしれないと思うとなかなか恐ろしくなります。
個人的にビンテージパーツ、当時の純正パーツは好きですが、
今回の様なブレーキホースなどは何か起こってからの修理では後の祭りに
なりかねません。
しかし、ここまで雰囲気の良い車両となると現在のブレーキホースに
交換するのも気のひけるところです。
耐久性は当然純正には劣るのでしょうが、V-twin製レプリカゴムホースでも新品への
交換が安心です。
ブレーキホースの交換に追加でマスターシリンダーのリビルドも
作業依頼頂きました。
GLORY ENGINEERING
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